地球お散歩 vol.1

// 11月 25th, 2018 // イベント情報, サブカル, バラエティー, 終了したイベント

11月 ’18
25
13:00

11/25(日)
「地球お散歩 vol.1」

open12:30 start13:00
1000円(1ドリンク別)

出演/
B・カシワギ
キョン(大阪奇食倶楽部・写真家)

スペシャルゲスト:星野藍(写真家)
MC:天野宇空

大阪奇食倶楽部で食の探検家、写真家キョン。魔女でラブドール愛好家のB・カシワギ。
偶然にも同じ時期にチェコを訪れた2人。
そこに「共産圏写真展 – 共産主義が見た夢の痕 – 」を終えたばかりの写真家、星野藍を迎え、異色の3人によるチェコをはじめ、共産圏の各国、オーストリア、フィンランドの最新海外旅トーク!


One Response to “地球お散歩 vol.1”

  1. [...] 共産圏に、惹かれるいつからだろう、自分が旧ソ連……共産圏に惹かれるようになったのは。一番古い記憶でそれは18歳の頃。19世紀末……1910年代からソビエト連邦誕生時を経て1930年代初頭までのロシア帝国・ソビエト連邦における各芸術運動、ロシア・アヴァンギャルド。デザイン科の学生だった私は、その独特なデザインの沼にどっぷりとハマった。それがきっと小さな小さなはじめの一歩、キッカケだ。暴力的なまでの直線構造。無骨にも程がある削ぎ落とした究極の引き算のデフォルメ。今まで見た事のない斬新なデザインに心を撃ち抜かれた。見れば見る程虜になった。(思想の方は共産主義ではなく、きっとフラットで何でもあり)時は流れ、2013年。私はチェルノブイリにいた。2011年3月11日を経て、自分の中で変わりゆく廃墟という物の価値観。揺らいだ侭いつの間にか2年が過ぎていた。自分の目で見て、確かめよう。その覚悟がようやく出来た。居所のない透明な焦燥感の正体が分からなかった。チェルノブイリで、私はそれを“掴んだ”。自分にとって今まで存在した廃墟への旅は、チェルノブイリを機に流転した。そしてそれは、共産圏への興味の扉を新たな視点で切り開いて行く事になっていくのだった。 共産党ホールの廃墟“バズルジャ”余りにも有名すぎる廃墟がブルガリアにある。共産党ホール“バズルジャ”。その独特なUFOのような形状、共産圏の過去の栄光を持て余す事なく具象化したその廃墟は瞬く間に有名になった。入り口が塞がれては開かれ、塞がれては開かれ。それはよくある廃墟のイタチごっこ。当局と探索者(侵入者)の終わらない不毛な戦い。そして現在、ついに完全にその侵入路は絶たれた。ヨーロッパ・ノストラ(ヨーロッパの自然、文化遺産保全組織)によって保存すべき建築物に指定された事から、次に入れる機会はもしかしたら本当にリノベーションされてからかもしれない。いや、きっとそうなるだろう。廃墟はナマモノ。先人が言った。その言葉は本当に正しい。 旧ユーゴスラビア共産圏は、勿論旧ソ連だけではない。旧ユーゴスラビアにも、共産時代の様々な遺物が残されている。廃墟、モニュメント、リノベーション建築など。それらは多種多様様々だ。ソ連と似ているようで、ソ連にはないテイストもある。キリル文字が使用されている国、使用されていない国。私は勿論前者に興奮を覚える。西より東。南より北。自身が東北生まれだからか、いや違う、何故だか知らぬが惹かれて止まない、それは理屈ではないのだ。頭で考えるよりも先に足が動いている。本能が“それ”を求めて止まない。貪欲に渇望し終わらない乾きを潤すが如く共産圏へ、飛ぶ。底の見えない赤き穴に向かいパラシュートも身に付けずカメラひとつで剥き身の侭飛び降りるが如く。 アジアの共産圏ヨーロッパだけではなく、知っての通り我々の舞台アジアにも共産圏は存在している。中国東北地方、遼寧省。そこには嘗て日本人が住んでいた“日本人街”がある。いや、今となっては“あった”と言った方が正しいかもしれない。大規模及び強制的な都市開発によりその懐かしき光景は急速に失われている。「昔日本でテレビが出たばかりの頃、それは高級品だった。近所で誰かが買うとそれを目当てに多くの人々がテレビのある家に集い大いに賑わったんだよ」こんな光景を目にすると、父の昔話を思い出す。自分が体感した事のない経験の筈なのに、妙な懐かしさを覚えるのは日本人に刻まれる遺伝子故なのか。ガス管が張り巡る日本人街。この街には国鉄時代の建築物が多く残っていた。このガス管を見ているとアルメニアの街並みを思い出す。都会も田舎も張り巡らされるカラフルなガス管。遠い彼の地にそんな共通点があるとは何だか面白い。失われゆく光景を見るのは、いつでも心が傷む。時代の流れは止まらない。決して止められない。止まらない時の流れに見た一瞬の“夢”を求めて、愚かな私は闇雲に駆け出しただただにシャッターを切る事しか出来ないのだ。 11月17日〜25日、大阪モモモグラにて写真展開催来る11/17(土)〜11/25(日)、画廊モモモグラにて 「共産圏廃墟写真展 – 共産主義が見た夢の痕 – 」 を開催。共産圏独特の文化が痕跡として残る建造物の数々を展示。 当方11/23〜25在廊予定、是非お越しください。星野藍写真展「共産圏廃墟写真展 – 共産主義が見た夢の痕 – 」【日時】11月17日〜11月25日※木曜定休    13:00〜19:00      入場無料【場所】モモモグラ    〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋5丁目7-10 山田ビル405    地下鉄堺筋線「恵美須町駅」1-A、1-B出口から徒歩2分    各線なんば駅から徒歩10分【WEB】会場公式サイト    画廊限定のグッズも取り扱うようです、乞うご期待!尚、11月25日写真展最終日はイベントもあり。11/25(日) 「地球お散歩 vol.1」open12:30 start13:00 1,000円(1ドリンク別)出演/ B・カシワギ キョン(大阪奇食倶楽部・写真家)スペシャルゲスト:星野藍(写真家)MC:天野宇空大阪奇食倶楽部で食の探検家、写真家キョン。魔女でラブドール愛好家のB・カシワギ。 偶然にも同じ時期にチェコを訪れた2人。 そこに「共産圏写真展 – 共産主義が見た夢の痕 – 」を終えたばかりの写真家、星野藍を迎え、異色の3人によるチェコをはじめ、共産圏の各国、オーストリア、フィンランドの最新海外旅トーク!▶︎関連サイトモーターマガジンからは「共産主義都市探索」カレンダー2019年度版も発売中。卓上、壁掛け(横位置、縦位置)とあるのでお好きな形状を是非お求めください。▶︎関連サイトライター :星野 藍グラフィック&UIデザイナー、写真家、書道家。福島県福島市出身。従姉の死、軍艦島へ渡った事をきっかけに廃墟を被写体とし撮影を始める。2016年『チェルノブイリ/福島 ~福島出身の廃墟写真家が鎮魂の旅に出た~』(八画文化会館)上梓。廃墟の他怪しい場所やスラム街、未承認国家にソビエト連邦など、好奇心の侭に国内外を縦横無尽に徘徊する。【関連記事】■【激渋】君は旧ソ連を知っているか? ロトチェンコ・デザインから『コーカサス3国』へ~女性写真家「星野藍」の風景~■【戦車が残る街】女性写真家『星野藍』が見た、旧ソ連の秘境・未承認国家「ナゴルノ・カラバフ」の廃墟と戦争の爪痕ゴリラクリニック対談 堀江貴文×柴田英嗣(アンタッチャブル)篇【女性にモテない?】胸毛や背毛の悩みは脱毛で解決できます// [...]

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