「今昔科学語~アニメの章~」
// 3月 9th, 2013 // イベント情報, サブカル, 終了したイベント
3月 ’13 |
9 |
19:00 |
3/9(土)
「今昔科学語~アニメの章~」
19:00 / ¥1,000-(1d別)
出演 / B・カシワギ、アニワギはかせ、
ゲスト/吉田徹
・大阪が誇るアニメスタジオに在籍する現役アニメーターがアニメを語る!アニメの歴史!アニメーターという仕事!アニメの作り方!アニメのプロの現場からお届けする、アニメを作る人たちの声!
アニメの制作の最前線を走り続けてきた男、吉田徹。今回はその吉田徹さんにアニメの発展とその技術のお話を伺います!!
吉田徹
1980年代、高橋良輔リアルロボット四部作の二作目『装甲騎兵ボトムズ』でメカ作画を担当。群を抜く鮮烈な作画で他の話数を圧倒、多くのファンを獲得した。アニメアールの先輩格、毛利和昭を継いだアクションアニメートは、初作監の『機甲界ガリアン』を経て、後輩である沖浦啓之と共にメカ作監を務めた『蒼き流星SPTレイズナー』において頂点を極める。若き日の大平晋也も吉田作画のファンで知られる。『蒼き流星SPTレイズナー』においては、同じ高橋良輔監督の前作『装甲騎兵ボトムズ』『機甲界ガリアン』で作監チーフであった塩山紀生が手がけていた、作画用メカニックポーズ集の作成も担当した。『レイズナー』の各話原画担当者には、谷口守泰のキャラクターデザイン表(キャラ表)、表情・ポーズ集とともに、大河原邦男デ ザインが、吉田徹によって大胆にリファインされたメカニックポーズ集、吉田担当回のメカ作監修正カットのコピー集、タイムシート付きのエフェクトパターン 集が作画参考用としてサンライズから各原画担当者に配布され、『レイズナー』は文字通り吉田徹のメカニック・アクション作画の代表作と言える。
1990年代以降も『機動戦士ガンダム0083』を始め『勇者王ガオガイガーFINAL』など、一連の高橋系スタッフの多くのメカ系OVAでメカ作監として腕を振るう。 近年は作画から演出までをもこなし、そのジャンルもメカ物に留まらず、美少女物まで多岐に渡るという、マルチクリエーターぶりを示す。メカ作画はなお健在で『機動戦士ガンダムSEED』でもメカ作監として活躍している。